変わらない教えをつないで
自分のつとめを怠ったり、
自分に力があるのに、他を助けなかった時、
苦痛を感じるような女性になりなさい。
マリア・ツルー(1840-1896)
150周年を迎えました
女子学院は、築地に芽生えたA六番女学校を起点として歩み続け、2020年に創立150周年を迎えました。
日本において女子教育の黎明期を担った学校の1つです。現在に至るまで私たちの教育が、多くの協力者によって支えられましたこと深く感謝いたします。
キリスト教精神を教育の基盤とし、生徒一人ひとりを神様から愛されているかけがえのない人格として受けとめ、与えられた賜物を活かし、世に仕える人間を育成することが、女子学院の使命です。
日々の学校生活においては、自ら学ぶ力を身につけ、広い視野をもって友人と語り合う中で、平和を希求する姿勢を大切にしてきました。そのような6年間の学びを経た卒業生が、社会でそれぞれに輝きを放っていることと思います。今まさに、この学びに連なる在校生を覚え、託されている使命を改めて確認しつつ歩みを進めて参ります。
なお、創立150周年記念募金を2020年4月より、教育環境充実のためにとしてご寄附を本サイトにてお願いしておりましたが、2022年3月31日をもって受付を終了致します。多くの尊いご支援を頂き、御礼申し上げます。また、創立150周年記念諸行事は、新型コロナウイルス感染症蔓延のため2021年秋に延期し、在校生を中心に簡易な形にて実施いたしましたことご報告致します。
創立150周年記念事業に際しまして、各方面よりご協力を頂きましたこと深く感謝致します。
女子学院長
鵜﨑 創
女子学院略史
-
1870
A六番女学校設立(ジュリア・カロゾルス)
1870年 A六番館
-
1873
B六番女学校(後の新栄女学校)設立
-
1876
原女学校(マリア・ツルー)・桜井女学校設立
-
1877
好善社発足(生徒のボランティア活動として)
-
1890
桜井女学校・新栄女学校合併「女子学院」となる。
矢嶋楫子院長就任 -
1893
矢嶋楫子日本基督教婦人矯風会会頭
-
1906
女子学院同窓会発足
1906年 新グラハム部寄宿舎
-
1920
高等科を東京女子大学に統合
-
1927
三谷民子院長就任
-
1933
財団法人化
-
1936
女子学院後援会(後のJG会)発足
-
1949
生徒会成立
-
1951
学校法人認可
1950年 旧本館
-
1965
御殿場寮竣工
-
1970
創立100周年・体育館竣工
-
1972
週30時間・二期制・服装自由化
-
1978
生活規程4項目策定
-
1982
「ひろしまの旅」開始
-
1983
東館竣工
-
1992
現校舎竣工
-
2003
パイプオルガン設置
2003年 ドイツ・イェームリッヒ製パイプオルガン設置
-
2020
創立150周年
-
2021
創立150周年記念式典実施