2001年 マグノリア祭 報告
◇2001年 マグノリア祭 報告◇
文化祭実行委員長(高校2年)
2001年度マグノリア祭が10月6日・8日に無事行われました。
今年は狂牛病のため直前に一部食品を変更したりしましたが、記念講演会やイベント、マグノリア賞と新企画目白押しで、21世紀にふさわしいJGらしい文化祭になったと思います。
1万5千人もの方々にご来場いただき、この2日間のために半年間を費やしてきた私たちJG生の努力と想いが反映した最高の文化祭でした。そして今私たちは『祭』が終わった後のある種の寂しさと、充実感の中にいます。しかしその中で、新しいエネルギーが生み出され、今もう新たな『祭』に向かって歩き出したのも事実です。
私にとってまるで夢のような2日間であり1年間でありました。たくさんの人々のおかげで今年のマグノリア祭も無事大成功を収めることができたのだと、今は感謝の気持ちでいっぱいです。マグノリア祭に密接に関われたことに深く感謝し、これからも最高の文化祭が行なわれることを願っております。
入り口のアーチは毎年美術班が制作しています。2人の女性の袴(はかま)の裾(すそ)の模様は白木蓮です。中央の大きな泰山木(マグノリア)は発泡スチロールを彫って立体的に仕上げました。
立ち入り禁止区域には毎年趣向を凝らした表示が置かれます。文化祭実行委員が夏休みに作製しました。
今年は初めての試みとして学年別展示をしました。学校生活の様子や学年の行事の紹介が行われました。
中1: 「J1@JG」
中1のJG生活について
中2: 「GO!TEMBA」
御殿場教室について
中3: 「東北に行ってきました」
東北旅行について
毎年高3は、学年の有志(学年の半数以上)で模擬店を開きます。テーマの設定、メニューの決定、試作、価格決めなどの準備段階からすべて生徒が企画します。売り上げはフォスタープランに寄付しています。
◇創立記念日◇
創立記念日集会
10月24日(水)、創立記念日を覚え、中・高それぞれ講演会が行なわれました。
10月24日は、女子学院の前身のひとつである桜井女学校が、明治9年のこの日に認可されたのに由来します。
中学講演 「女子学院からいただいたもの」
渡辺峯先生(元日本YWCA会長・元女子学院教諭)
高校講演 「未来からのまなざし」
関田寛雄先生(青山学院名誉教授・牧師)
午後の墓参
創立記念日の午後は、毎年、女子学院にゆかりの方々の墓参を行なっています。
今年は多磨霊園にある矢嶋楫子の墓参に行ってきました。中学宗教委員を中心に約20名の生徒が参加し、墓地の草取り、清掃を行ないました。
矢嶋楫子の墓石は、大きな自然石が用いられ土台を含めると2m近い高さがあります。
先のとがった自然石の上部には「矢嶋楫子之墓」、その下には英文で「MADAM KAJI YAJIMA 女子学院初代校長、日本基督教婦人矯風会の創立者」とあり、その下には楫子の甥にあたる徳富蘇峰の筆による碑文が刻まれています。
楫子は大正14年6月16日92歳で亡くなられ、この墓石は昭和3年に日本基督教婦人矯風会と女子学院と遺族によって建てられたものです。
(多磨霊園3区1種1側20番)
◇学校説明会の報告◇
今年の学校説明会は終了しました。
下記のように実施しました。
2001年 11月 8日 (木)
11月 13日 (火)
11月 20日 (火)
朝8時10分までに講堂にご着席ください。
8時15分から、15分間の中学生の礼拝に一緒に出席していただきます。
8時40分から10時頃まで、説明会をいたします。
院長より
女子学院の教育