クリスマスを迎える準備
◇クリスマスを迎える準備◇
* クリスマスを迎える準備
今年は12月2日からアドヴェント(待降節)が始まります。
アドヴェントとはクリスマス(12月25日)の前の約4週間を指し、イエスがキリスト(救い主)としてこの世にお生れになったこと(降臨)を感謝して、待ち望んで過ごす時期です。
教会では4本のろうそくに、1本ずつ増やして火を灯し、クリスマスを迎える週には4本のろうそくが灯されます。これをアドヴェント・クランツ(リース)といいます。
* 手作りのクリスマス・カード
* クラスのリース
12月初めに行なわれる中間テストの最終日に、各クラスの代表の生徒が集まり、1クラス1個のリースを作ります。
リースの土台は藁(わら)でできており、これは毎年使っています。藁にさすのはヒイラギの短い枝で、ヒイラギの木は校舎の陰に何本か植えられており、それを切って用いています。赤いリボンや松ぼっくり、赤い実やベルをつけたら完成です。
出来上がったリースは、それぞれのクラスのドアの横に付いている、フックに掛けアドヴェントを過ごします。クラスによっていろいろデザインも異なり、この時期廊下を歩くのは楽しみです。
◇聖歌隊コンサート◇
* 聖歌隊コンサート
11月17日(土)の午後に、第29回聖歌隊コンサートが開かれました。
今年は詩編121編から「我 山にむかいて目をあぐ」をコンサートテーマとし、讃美歌のルーツともいえる詩編を出典とした曲を中心にプログラムを組みました。「山辺に向かいて」は女子学院のチャイムに使われている馴染み深い讃美歌です。先生の指導の下、隊員が全部で25名という小さなクラブですが、往年のOGの方々や、昨年までご指導くださった先生をはじめ、旧教職員の方も集ってくださり、秋の静かな一時を過ごしました。
クリスマスのアドヴェント礼拝やクリスマス礼拝などでも、コンサート曲の中から聖歌隊がサービスを行うことになっています。キャンドルの灯のもとで聴く「聖歌隊の響き」はまた格別です。
◇JG会バザーの報告◇
* JG会バザーの報告
2001年度バザーが今年も同窓会との共催で11月10日(土)午後行われました。当日は生憎の雨天にもかかわらず、1500人以上の方々にご来場いただきました。
JG会奉仕部員が中心となり4月から製作してきた手作りの手芸品、ケーキ班員による手作り菓子、各家庭からの献品などが販売されました。また、喫茶室ではケーキ班特製ケーキが用意され多くの方々に楽しんでいただきました。下仁田こんにゃくの味噌おでんもとても好評でした。
このバザーの収益金は、女子学院教育設備資金、パイプオルガン設置資金、生徒会、生徒図書費、そして女子学院ゆかりのキリスト教施設への献金として使われます。
わずか3時間のバザーのために半年あまりの準備をしてきたJG会のお母様方の努力とパワーを感じる1日でした。このバザーのためにお働き下さったJG会委員の皆様、協力者の皆様、またお世話になった先生方、事務室の方々に感謝申し上げます。(JG会会長)