2001年度の活動報告
◇2001年度の活動報告◇
●生徒会活動報告 (活動の一部を報告します)
・古本を集めて得た収益金をフィリピン薬品支援ボランティアに寄付
・書き損じはがきの回収をしてタイのダルニー奨学金に寄付
・月1回、老人ホームを訪問
・切手、ベルマーク、牛乳パックを回収し寄付
・大掃除(年6回)の段取りと実行
・文化祭の準備と実行
・広報発行
・図書の貸し出し、返却、整理
・体育祭や球技会、体力測定の準備
中学講演会;2月15日の報告
国連広報センターの高島肇久先生による「国連を知ろう」というテーマで講演が行われました。
(生徒の感想文より)
世界を考える 中3
世界地図を広げてみると、私たちの住む日本という地はどんなに狭いかということが一目で判る。日本国内で起こっていることの情報だけで満足していては何も始まらないであろう。
「国際的な視点で」―― よく用いられるフレーズであるが、私はこの言葉は本当に難しいと思う。ましてや実行に移すともなるとつかみ所がない。世界中には本当にたくさんの全く違う国々がある。そんな、一つ一つをすべてまとめて「国際的」を把握しようとすると私の頭の中でどこを中心にその「視点」を決めたらよいのかわからなくなるのである。しかし、一つ一つの国を考えるのではなく全世界を一つにして、そこだけを見つめてみてはどうだろうか。
この講演会で私が心に残っているのは、事務総長のコフィー・アナンさんについての話である。アナンさんがノーベル平和賞に輝いた理由は人類における格差をなくそうと努め、「1ドル以下で生活している約12億人の人々を半数にする」という目標を持ったことである。どこの国の何々という紛争の阻止等、もちろん個々の解決も大切なことだが世界を一つとして見て、人々の生活、気持ちをお互いに把握する。宗教の違い、肌の違い、習慣の違い、それはただの表面の薄いものでしかない。中を見れば人間らしく過ごすことの喜びを求める声がないはずがない。アナンさんはこのことを第一に、一つの世界に生きる人々一人一人を忘れずに大事にしてきているのだと思う。
日本という国もそんな世界の中にある。常に”世界人”として生きているということを忘れずに、そしてまた国連についてもっともっと知っていきたい。
●クラブ活動の報告
私たち運動系クラブは、大会に向けて日々練習に励んでいます。女子学院では生徒の活動はすべて生徒自身に任されているため、顧問の先生やコーチもいらっしゃいますが、クラブ活動も基本的には各クラブの上級生が中心となりすべて運営しています。東京の真中の限られた空間での限られた練習時間ですが、夏には御殿場寮での合宿がありJG生ならではの熱意、集中力、エネルギーを加えてより充実した活動を行っています。それは、今年度の大会成績からも感じ取っていただけるのではないでしょうか。私たちは目標、時には野望を抱き、先輩、後輩、仲間と一体になって活動中です。
(運動系クラブ委員長)
◆クラブ活動の報告
器械体操
東京都高体連夏季種目別大会
跳馬3位、5位、6位 鉄棒4位 平均台3位、6位 ゆか4位入賞
東京都高体連新人戦
平均台6位 団体3位入賞
東京都高体連夏季種目別大会
ゆか3位 平均台6位 跳馬4位 個人総合4位 団体3位入賞
卓球
東京私立中高卓球選手権大会
中学シングルス第3位
東京都高校新人大会
団体の部7位
シングルスの部 準優勝、第3位
バスケットボール
東京都中学校新人大会
千代田区優勝・都ベスト16
東京都高校新人戦
上位入れ替え戦進出
バレーボール
東京都新人戦II部大会
ブロック2位
ダンス
東京都私立中高協会創作ダンス発表会
中学の部 奨励賞受賞
●作文などコンクール入賞の報告
旺文社主催 第45回全国学芸科学コンクール 文芸分野・詩部門 金賞
◆作文などコンクール入賞の報告
第45回全国文芸科学コンクール | 詩部門 金賞 「ほおずき」 中1 |
詩部門 入選(5名) | |
小論文部門 銅賞 高1 | |
小説部門 入選(2名) | |
東京都青少年読書感想文コンクール | 入選(1名) |
第16回全国高等学校文芸コンクール | 短歌の部入選(1名) |
第5回武蔵野人間学大賞 | 詩部門 佳作 高1 |
小説部門 大賞 高1 | |
明星大学開設記念懸賞論文 | 優秀賞 高2 |
第5回全国高校生創作コンテスト | 入選(1名) |
文英堂主催第35回全国中学校文芸作品・歌曲創作コンクール | 詩歌の部 入選(5名) |
作文の部 入選(9名) | |
第7回平和協同ジャーナリスト基金賞 | 奨励賞 「私たちの聞き書き 21世紀へのバトン-230の戦争」 |
岩波書店「はてしない物語」刊行20周年記念創作コンクール | 中学の部 優秀賞 「幸いの竜 ルーアン」 中1 |
◇中2英語科授業紹介◇
中2英会話の担当教師による英文と邦文の授業紹介
The J2 English Conversation Class
These days, students are exposed to English often. They watch foreign movies, listen to and sing songs by foreign rock musicians, and they have greater access to the Internet. The Internet is an exciting and a dangerous medium. It opens many doors for the students and it introduces them to many types of English. Some of what they learn from these media is very good. However, they are apt to encounter words and phrases that should be avoided.
Students come to class equipped with the English that they have learned on their own. By having students write and perform skits in class, we are able to monitor the English that they use. The students are in this way able to develop a knowledge of everyday conversational English. We are also able to steer them away from the type of language that is not used in intelligent conversation. As chances to study and travel abroad increase, I feel that this is a very important task to achieve in English conversation class. A JG girl’s good, acceptable English usage will leave the people she has met with a warm feeling towards not only the student, herself, but to the Japanese culture she represents.
中二の英会話の目標: 基礎的な英語力をつけながら、生徒の年齢と興味に応じた現代的な英語を使えるようにする。 しかし、いろいろなメデイアから英語を習得できる現在では、使って良いもの、良くないものを教える必要がある。 英語劇を自分たちで書かせることで、どんな英語をどこから習得しているかがわかる。 この作業をツールとして、誤解や危険を招かない良き国際コミュニケーションのできる女性を育ててゆきたい。
Here is a section of a skit performed on February 14, this year, in one of the J2 English classes.
2月にグループごとに発表した英会話劇の台本(生徒作品)とその時の写真
Young Kindaichi’s Crime Log
~A Valentine’s Day Murder Mystery at Disney Sea ~
A: Let’s go to Disney Sea, Hajime-chan!
B: Yes, let’s.
(In a restaurant at Disney Sea)
A: What do you want to order?
B: I want to…
C: The server will not come. She is so slow. I hope she hurries up. I’m getting upset.
D: Please relax. She’ll come soon.
C: That’s enough. I’m going out!
D: Please wait.
A: Oh my goodness! How terrible! Ha…Ha…Hajime-chan.
(A is worried about D’s pocket. It looks like there is something big in it.)