入学おめでとう

◇入学おめでとう◇

4月9日中学校の入学式が行われ、228名の新入生を女子学院中学1年生として迎えました。新入生は1人1人名前を呼ばれ、元気に「はい」と返事をし中学校生活をスタートしました。
院長式辞の中で、期待と不安を抱き緊張している新入生に、次のような励ましの言葉がありました。(一部)
「他人と比較するよりも、自分の中に目標を設定して、自分なりのペースとやり方で、その目標に向かって努力するように心がけてみてください。自分の持っているいいものを見つけ、友達のすぐれて居るところに学ぶ、というような、お互いに学び合い高め合うことのできる友人関係を是非作り上げていってください。」
午後には高等学校入学式が行われ、234名の生徒が高校に進学しました。
新入生を迎え、学校全体が新しい活気に満ちています。

◇宗教部より、春の修養会の紹介◇

3月25日~27日、長野県野辺山のYMCA高原センターを会場に行われました。修養会って何?と思われる方もいらっしゃることでしょう。一言で言うと「話し合い・語り合い」に明け暮れる3日間です。今年は、『本当に大切なものは何ですか』というテーマで、とことん語り合いました。今年の参加者は85名でしたが(自由参加)、中1から高3まで学年をこえた交わりができるところに特徴があります。
話し合いの他にも、八ヶ岳山麗の美しい自然の中でハイキングをしたり、ピンポン、フラフープなどで遊びました。

(宗教主事)

春の修養会に参加して(高3)

日常生活のあらゆる場面において、自分の考えを持つこと、またその考えを相手に的確に伝えることは、物事を円滑に進める上で必要不可欠と言えます。しかしこれらは、実際にやってみようとするととても難しいのです。
修養会では、考えること、考えを伝えること、他人の意見を聞くことが、繰り返し行われます。すると、はじめは漠然としている思いが、だんだんと形を成していきます。私は修養会に毎年参加しましたが、中1の時は何も分からず何も言えませんでした。2回目の中2の時にやっと他人の意見に賛成か反対かがわかるようになりましたが、自分の意見を出せるようになったのは高校生になってからです。なぜそんなに時間がかかったのか。それは「自分の意見を持つ」ために「考える」ということは「自分を見つめ直す」という根本的な作業を必要とするからだと思います。
日常から離れ、自然豊かな野辺山に行って、物事を深く考え話し合ったことで、私は自分の意見が言えるようになっただけでなく、自分を見つめるというかけがえのない経験をすることができました。

◇2001年度卒業生の大学合格者数◇

2002年3月卒業生の大学合格者数が出ました。
カリキュラム/進路指導ページに掲載されていますので、ご覧下さい。

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